「現代地方譚」では地域の風光明媚な景観とともに音楽を楽しむ野外コンサートを開催してまいりました。2018年の桑田山 雪割桜の里での環ROYを皮切りに、2020年には浦ノ内湾を望む鳴無神社でイ・ラン、昨年は夕暮れ時の港湾区域でVIDEOTAPEMUSICほかによるライブが行われています。
今年は須崎にも縁の深いシンガーソングライター、寺尾紗穂さんをお招きします。
会場は昔ながらの体育館。専用のホールができる以前は度々コンサート会場として使われた、市民にとっては思い出の場所です。残念ながら、老朽化により数年後には取り壊しが決まっています。
須崎の歴史にひっそりと佇むその場所で、寺尾さんの歌とピアノに浸ります。
12:30開場 13:30開演
アーティストの視点を手掛かりに、物語を紡ぐように《いま》の地域の在りようを皆で語り合い、将来を想像しようという趣旨で始まったアーティスト・イン・レジデンス須崎」。2014年のスタート以来、現代美術を中心にさまざまなジャンルのアーティストが須崎に滞在してリサーチを行い、作品制作と発表を行ってきました。2018年以降は美術の垣根も越え、音楽家や演劇人を招いた制作発表にも取り組んでいます。2022年初秋から今冬にかけて須崎を訪れたのは写真家、劇作家、音楽家として、それぞれが主軸となる活動で実績を蓄えながら、その領域を超えた活動の幅を見せる3人のアーティストたち。各人が各様に捉えた「須崎」が提示されます。

前年に引き続き現代地方譚に参加する阪上さんは、好評だった企画「占いの館」を今年もオープンします。彼の占いを受けたある女性は、須崎から1度出てみることを決意し、現在大阪にいるそうです。また、ある女性は「自分がルールだ」と言われたことで、責任のある役職につく決意をするなど、阪上さんの占いは悩める人々の背中を押してくれました。そのことについて阪上さん自身は「占いって怖いですねぇー」と言い、笑うのですが、本人とってもこの須崎滞在はコロナ禍以来、休止状態のままだった劇団の活動を再開し、新たな歩みを進めるきっかけとなりました。
「咲きたい種として須崎へ行ってその場所(土)でどんな風に育つか――未知なる自分への出会いを楽しみにしている。」と語る阪上さんは1月6日に文化会館ホワイエで公演を行います。是非ご覧ください