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現代地方譚9
高知県須崎市で開催されるアートプログラム「現代地方譚」はさまざまなジャンルの表現者が地域に滞在し、リサーチや作品制作を行う取り組みです。2014年から現代美術を中心にアーティストの招聘と発表を行い、2018年以降は音楽家や演劇人も招いた創作を行っています。
本年は3名のアーティストによる展覧会、ならびに市民参加による創作演劇の上演を行います。
このまちでは今、公共施設の刷新をはじめ、次世代に向けた様々な取り組みが進む一方、昔からの建物、住人は老朽化と高齢化でこれまで通りの生活の維持を困難にしています。見慣れた街並みは今後数年で変化していくことでしょう。まち並み・景観はそのまちの価値であり、記憶であり、アイデンティティです。新しさ、便利さ、合理性だけを求めては損なわれてしまう地域の魅力を探り、このまちで暮らしをどう営み、何を次世代へ伝えるのか、〈まちの隙間〉に焦点を当て、アートを拠りどころに皆で考え、これからのまちづくりを考えます。 -
現代地方譚8
高知県須崎市で2014年に始まったアートプログラム「現代地方譚」は美術作家によるアーティスト・イン・レジデンス、その成果発表と音楽・演劇公演、短編映画上映や各種ワークショップ等で構成されるジャンルを跨いだ地域の文化振興事業です。
第8回となる今期のテーマは「おちこちのひびき」。感染症という予期せぬ事態で往来が閉ざされた今年を思索と実験の機会とし、これまで聴けなかった様々な声・音に耳を傾けてみる。
“遠い所と近い所”、“あちらこちら”、“将来と現在”、”昔と今“そんな意味を持つ「おちこち」からの響きを集め、捉え、それらの調律を試みます。 -
現代地方譚7
高知県須崎市で2014年に始まったアートプログラム「現代地方譚」は美術作家によるアーティスト・イン・レジデンス、その成果発表と音楽・演劇公演、短編映画上映や各種ワークショップ等で構成されるジャンルを跨いだ地域の文化振興事業です。
第7回となる今期のテーマは「食の間(タベルノアイダ)」。わたしたちが生きるために必要不可欠な、食べる”モノ”と”コト”との間、距離「たべるのあいだ」を再考し、地域文化の再生に繋げます。